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執筆者の写真石田眞一郎

皆様、こんにちは!石田しんいちろうです。

昨年の今頃、4年半ぶりに大学生、院生時代を過ごしたスイスチューリッヒ に伺いました。

学生時代の恩師を訪ねに。

 私は、実は、色んな事情があって自費留学と言って、バイトをしながら留学生活を送っていました。

ある時期にバイトで体力仕事をしすぎて、腰を悪くしてしまい、精神的にも疲れていて、いよいよ駄目だという苦学生の僕に手を差し伸べて下さったのが、スイス人の恩師でした。

私が、たまたま単発の大学のイベントスタッフをしている時に、声をかけて下さった90歳近いおじいさんでした。話をすると、60年近く前に福岡、阿蘇に行ったという方、野村證券がスイスに来る際に

弁護士として携わった方でした。

数ヶ月経つと、大学の事務局を通して『私の90歳の誕生日に演奏をしてくれないか?』と連絡がありました。演奏の打ち合わせの時に、実は大学院に行くにあたり、奨学金を探していると相談したら、私が探すから私に相談しなさいと。

何度も面談を繰り返す中、最後にそのおじいさんが、私がやりますと。

私は、ドイツ語の理解を間違えたのか、伝え方を間違えたのか、戸惑いました。

おじいさんは、『君みたいな人のためになりたい、私が支援をする。大学院の生活費、授業料は、私が払います。』と言って下さいました。

それから2年間で大学院を卒業出来て、偶然オーケストラのオーディションに受かって、ストレートでオーケストラに入団しました。

スイスを離れる前にご挨拶に伺った際にこう言われました。

『沢山の人生経験人のため、世のために、活動をしてほしい』と。

昨年は、5年ぶりに再会して、政治家になったことを報告しました。また会えるかな?って思っていましたが、今月、天に召されました。

お孫さんから連絡がきてショックで未だに受け入れられないです。

彼や社会から救われたことが私の政治家になるきっかけでした。

世の中に恩返しできるように頑張ります!!

石田しんいちろう



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